【動物愛護法改正の年!】動愛法について考えてみる

普段、ここではわが家の愛犬である柴犬のどんぐり(男の子、現在8ヶ月)のしつけ・トレーニング記録を書いています。

 

今回はしつけ・トレーニングとは別で、動物愛護管理法についての内容になります。

2018年は動物愛護法改正案が通常国会にかけられる予定ということで、愛犬家、愛猫家の皆さんは特に気になるのではないでしょうか。

動物愛護管理法とは「動物の愛護及び管理に関する法律」の事で、人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的としています。
私たちでは、特に身近な犬猫などのペットを想像しがちですが、生き物全てにおいての遺棄、虐待の防止や、適切な飼育や取扱いなどについて定めている法律です。

動物愛護法とは(コトバンク)

 

【動物愛護管理法】

愛護
・動物の虐待・遺棄の防止
・動物の適切な取り扱い
・動物の健康・安全の保持

管理
・動物による危害の防止
・生活環境保全上の支障の防止
・人への迷惑の防止

動物の「適切」な取り扱いとは・・・
・適切に食事・水を与える
・健康管理を行う
・動物の種類、習性等を考え、飼育する環境を整える

前記したように、人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的としているんですね。

では、ペットとして迎えるにあたり、飼い主さんに求められることはどんなことなのでしょうか?

 

【終生飼養の徹底】

ペットの飼い主には終生飼養の責任があります。最後まで愛情と責任をもって飼うということです。
ですが、ペットを飼えなくなったとして下記のような理由で保健所に引き取りを申し出る飼い主が後を絶ちません。

・引っ越しで飼えなくなった
・病気で世話が出来なくなった
・思っていたより大きくなった
・高齢になったペットの世話ができない
・近所からの苦情
・拒否されたのにも関わらず、繰り返し保健所に引き取りを求める

自治体は終生飼養に反する引き取りを拒否できる(平成25年9月1日より施行されました)ようになりました。
どうしても飼えなくなった場合には、飼い主自身が責任を持って譲渡先を見つけることが求められます。

 

【動物の購入】

悪質な業者から動物を購入しないでください。とは言うものの、どの業者が悪質なのかの判断はどうすればいいのでしょうか。

・ペットショップから購入する場合には、動物取扱業者の対面説明・現物確認が必要です。
・犬猫の56日齢規制により、生後56日を経過していない犬猫は販売できません。

どうして日齢規制が必要なのでしょうか?

生後一定期間は親犬や兄弟犬と一緒に過ごさなければ、吠え癖、噛み癖が強まる、攻撃的になったりといった問題行動が生じやすいのです。

本来ブリーダーは、犬を愛情をもって、その犬種をより良い状態で未来へつなげていくために繁殖を行い、そのことに全力を注いでいる人たちのことを言います。

そういったブリーダーは、犬が幸せに育つためになら、努力を惜しみませんし、健康にも気を使い良質なフードを与えています。
また、人間と共に生活していくための、社会性をも身に着けさせるように気を配っています。

出来る限り小さい個体を購入したいと思う人はいますが、約2ヶ月間、親兄弟と一緒にいなければいけません。

悪質な業者を見分けるポイントは下記を参考にしてください。

・犬舎の見学をさせない
・親犬を見せない
・購入後に連絡が取れない、アフターケアがない
・ワクチン接種をしていない、証明がない
・動物取扱業の登録をしていない
・病気の個体を販売している

良いブリーダーなら、聞かれたことには快く答えると思いますし、逆に答えられない業者から購入するのは止めましょう。
また、環境省から犬猫の「対面説明」が必要な18項目は下記の通りです。

 

1、品種等の名称
2、性成熟時の標準体重、標準体長その他の体の大きさに係る情報
3、平均寿命その他の飼養期間に係る情報
4、飼養又は保管に適した飼養施設の構造及び規模
5、適切な給餌及び給水の方法
6、適切な運動及び休養の方法
7、主な人と動物の共通感染症その他の当該動物がかかるおそれの高い疾病の種類及びその予防方法
8、不妊又は去勢の措置の方法及びその費用(哺乳類に属する動物に限る。)
9、前号に掲げるもののほかみだりな繁殖を制限するための措置(不妊又は去勢の措置を不可逆的な方法により実施している場合を除く。)
10、遺棄の禁止その他当該動物に係る関係法令の規定による規制の内容
11、性別の判定結果
12、生年月日(輸入等をされた動物であって、生年月日が明らかでない場合にあっては、推定される生年月日及び輸入年月日等)
13、不妊又は去勢の措置の実施状況(哺乳類に属する動物に限る。)
14、繁殖を行った者の氏名又は名称及び登録番号又は所在地(輸入された動物であって、繁殖を行った者が明らかでない場合にあっては当該動物を輸出した者の氏名又は名称及び所在地、譲渡された動物であって、繁殖を行った者が明らかでない場合にあっては当該動物を譲渡した者の氏名又は名称及び所在地)
15、所有者の氏名(自己の所有しない動物を販売しようとする場合に限る。)
16、当該動物の病歴、ワクチンの接種状況等
17、当該動物の親及び同腹子に係る遺伝性疾患の発生状況(哺乳類に属する動物に限り、かつ、関係者からの聴取り等によっても知ることが困難であるものを除く。)
18、前各号に掲げるもののほか、当該動物の適正な飼養又は保管に必要な事項

 

【保護犬・譲渡犬という選択】

わが家には2頭の柴犬がいます。

【譲渡犬という選択】 2頭目 柴犬 を家族にお迎えしました

以前は私も保護犬、譲渡犬がどこでどういう風にして譲られるのかということも知りませんでした。
これからペットを迎えたいと考えているご家族は、ペットショップに行く前に保護犬情報や、地域の施設や団体を調べてみることを強くおすすめします。

そして今年、2018年は動物愛護法改正の年です。
私も動物に関わる仕事をしている1人として、大変興味深いです。