【犬の飛び跳ね】怪我防止とやめさせるしつけ方法

犬が飛びついてくる理由は

・喜んでいる
・犬自身が自分が上だと思っている
・好奇心
・狩猟本能

と、様々な理由があります。

【犬が飛びつくのはなぜ?】愛犬の気持ちを知ろう

では、「犬の飛び跳ね」についてはどうなのでしょうか。

 

【犬が飛び跳ねる理由】

飼い主さんの近くで飛び跳ねている時、犬はこんな心理状況だと考えられます。

・喜んでいる
飼い主さんが外出などから帰って来た時、遊んでいてテンションが上がった時などに見られます。

・要求している
飼い主さんに何か要求がある時に飛び跳ねる時があります。
ご飯を運んでいるとき、散歩に連れて行く前などは嬉しくて飛び跳ねていることもあり、要求している際はそのままご飯を与えたり散歩へ連れて行ってしまうと「自分の要求が通った」と勘違いして行動がエスカレートしてしまう可能性があります。

 

【飛び跳ねることで思わぬ怪我をすることも】

他の人間や犬への加害事故や犬自身の被害事故、犬の病気の誘発など、飛び跳ねが引き起こすリスクは危険なものです。

特に、コーギーやダックスフンドなど、小型で足の短い犬種は飛び跳ねることで負担がかかりやすいので注意が必要です。
小型犬や老犬は階段の上り下りなどでも背骨が大きく反ることで負担がかかってしまいます。

・椎間板ヘルニア
頻繁に飛び跳ねることで、外側を包んでいるコラーゲン線維がショックによって破れてしまい、そうすることで椎間板がずれたり、外へ飛び出して発症します。
椎間板ヘルニアを発症すると痛みが出るようになり、麻痺や歩行障害が見られるようになります。

・股関節脱臼症(こかんせつだっきゅうしょう)
名前の通り股関節がはずれてしまう病気のことです。
膝蓋骨脱臼症と並んで犬に起きやすい関節の異常で、頻繁に飛び跳ねることで股関節に負担がかかり、発症する場合があります。
発症すると歩き方に異変が生じ、悪化することで歩行困難や何らかの後遺症が残るなど、取り返しのつかない状態になる恐れがあります。

・膝蓋骨脱臼症(しつがいこつだっきゅうしょう)
膝を滑かに曲げたりするための「膝のお皿」がずれることを言い、「膝蓋骨」は脱臼してもすぐに戻るのですが、繰り返し脱臼したりすると歩行困難になり、最悪の場合取り返しのつかない状態になります。
頻繁に飛び跳ねることで後ろ足に負担がかかり、膝蓋骨が脱臼してしまう危険があるので気を付けましょう。

 

【飛び跳ね(飛びつき)をやめさせる】

飼い主さんが気を付けたいのは、犬が飛びついた相手に怪我をさせてしまう恐れがあるということです。
また、飛び跳ねたり飛びつくという行為は犬自身の怪我の原因にもなるので、きちんとしつけ・トレーニングをしてやめさせるようにしましょう。

・「待て」をさせる
犬が興奮して飛び跳ねる前に「待て」などの指示を出します。
「待て」「おすわり」で飛び跳ねを防ぐことができます。

・無視
犬がしつこく飛び跳ねたり飛びつく行動を繰り返す場合、無視し他の部屋へしばらく待機します。
興奮状態になっていると指示通りにできない場合がありますので、犬が命令を無視して飛びついた場合は、「ダメ」などの言葉も発さず、犬がそこにいないかのように無視しましょう。
犬が落ち着いた頃を見計らって部屋に戻ります。

・褒める回数を減らす
犬が飛び跳ねる状況を作っても、あまり飛びつかなくなってきたらご褒美の回数を徐々に減らしていきます。
おやつを与える回数を2回⇒1回、3回⇒1回など徐々に減らしていき、最終的には褒める声かけだけにしていきます。

ポイントは犬の興奮を助長しないということです。

飼い主さんが犬の興奮を煽り、指示を聞けない状況にしている場合もあるので、犬が興奮している時はその興奮が納まるまで待ち、犬が落ち着いて静かな時に撫でる、褒めることをすると犬は「落ち着いていると良いことがある、構ってくれる」と学習しますし、「大好きな人に会ったときもオスワリをするんだ」ということを教えます。

 

【わが家のどんぐりの場合】

どんぐりは飛びついてきたら膝を出し、飛びつけないようにしています。
それを繰り返すことによって「飛びつくと嫌なことがある」とわかったのか、今度は飛び跳ねるようになりました。

特に、大好きなボール遊びや、おやつを与える前にもの凄いジャンプ力を見せます。



外出から帰って来ても無視をしていたら次第に飛びつかなくなってきましたが、ボールとおやつだけはテンションが上がってしまうみたいですね。
ですが「膝蓋骨脱臼」は柴犬に多い疾患ですし、小型犬にも多く見られる疾患で、多くの原因は遺伝によるものと言われています。

先天的な場合が多いために、だいたいが1歳未満で気付くそうですが、どんぐりは8ヶ月なのでまだ少し心配です。

飛びついたり、飛び跳ねたり、元気があって良いとは思いますが、犬自身のためにやめさせた方が賢明かも知れません。

続く。